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【山本五十六①】一阿の言の葉 第14話

陸軍が推した三国同盟(日独伊)に徹底的に反対し、米英と戦ってはならないと最後まで抵抗したのです。山本五十六司令長官はアメリカを熟知しその生産力の強大さも知り抜いていましたので、戦ったら勝てないことを知り抜いていました。彼の作戦は米内光政大将...
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【日本の国防】一阿の言の葉 第13話

日本の国防は、まさに海からくる敵に備えることであったのです。悠長に外輪船の時代を過ごしている訳には行きません。一挙にスクリュー船を購入し英国の海軍の教えを請います。というよりも英国海軍を直輸入し、築地に海軍兵学校を創ります。明治8年これは江...
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【海軍】一阿の言の葉 第12話

海軍のことを少し話しましょう。最近左傾化し台湾問題はじめ靖国神社等政治問題で、まるでどこかの国の報道機関の様相を呈しているNHKの無恥な海軍批判が余り度を過ごすので、本当の事を言っておく必要があると思ったからです。ペリーが四隻の軍艦を引き連...
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【国体の重要性】一阿の言の葉 第11話

私を含め庶民は常に心配であったのだ。世界第二の経済大国も軍備も砂上の楼閣ではないか。国体がしっかりしない国の経済なんてあっという間に潰えるのではないか。案の定である。国体を復元する前に他の政党に政権の座を奪はわれるというここは、他国に政治を...
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【白い雲】一阿の言の葉 第10話

白い雲は大和の心ひいては大和魂・武士道を措いてほかにはありません。小林秀雄はこの年 の12月に深い悲しみの心を湛えて「モオッアルト」を出版してをります。日本の現代知性の結晶といはれる小林秀雄が何故最後にヴァレリーではなくて、本居 宣長であっ...
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【昭和精神史】一阿の言の葉 第9話

一阿はここで前に述べた昭和精神史の最後のところに出てくる「伊東静雄」の詩を口ずさみます。夜来の台風にひとりはぐれた白い雲が気のとほくなるほど澄みに澄んだ かぐはしい大気の空を流れてゆく太陽の燃えかがやく野の景観にそれがおほきく落とす静かな翳...
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【騎士道と武士道】一阿の言の葉 第8話

私の祖父は明治5年生まれですが、明治維新のことを「ご維新 ご維新」と誇らしげに言っていました。大村藩が勤皇に味方をしたことが家の誇りでありました。大村藩に仕えました。大村中学を出ましたが、寺子屋の教育は受けていました。孫の私に日露戦争のとき...
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【武士道を根幹とする教え】一阿の言の葉 第7話

信じられないほどの力。内に向かっては私よりも国家や人様のことを先にする忠誠心、克己、忍耐。外に向かっては生命を鴻毛の軽きにも比す戦闘力。彼らは信じられなかったかも知れません。この根源 をなす武士道を先ず壊さなければならない。笑い話があります...
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【吉田茂の後悔】一阿の言の葉 第6話

先ほど申し上げた海上幕僚長も私と同じ83歳(現在97歳)ですが、その当時は20才台の青年でした。私は吉田茂を「あの男をみなは戦後政治の神様のように言うが、あれほどの軍隊嫌いはいない。またマッカーサーもそれを見込んで首相に据えたのだが、あの時...
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【天皇制の廃絶を断念】一阿の言の葉 第5話

海上保安庁は昭和23年5月に、海上自衛隊は昭和27年にできますが、朝鮮戦争のはじまった昭和25年には、運輸省の掃海部隊と海上保安庁がともに関与したことになります。国際共産党と戦うためにはどうしても日本の助力が必要になる。マッカーサーは日本が...