今日四月二十九日は天長節です。今日の佳き日は大君の生まれ賜ひし佳き日なり。♪
小学生の時、高らかに謳った天長節の歌が耳底に流れています。今は昭和の日と呼ばれてい ます。昭和を思い出すのも良いでしょう。しかしこの日は厳然と昭和天皇のお生まれに成った日なのです。何故昭和天皇のご生誕日としてお祝いすることが憚ら れるのでしょう。其の答えは簡単。日本が戦争に負けたからです。
戦争に負けたら何故陛下のご生誕日がお祝い出来ないのでしょう。それはかっての敵国連合 軍(英・米・中・露・仏etc)が大日本帝国の歴史上類を見ない強靭さに驚いたからです。そして二度と奇跡的な国家・強く優しく美しく富める国家・を地球上に出現させたくなかったからです。
日本国の特質は万世一系の天皇を中心に脈々と続く神道を基礎とした大和魂を湛えた国民が 国家を愛し守ることに在ります。今や神道もごく一部の国民以外は無縁のものとなりつつありますし、大和魂や武士道を何かの折ふと感じると涙が出るほど嬉し くそして珍しくなりました。
天皇陛下だけは国の象徴として今も全国民の尊崇の的になっていますが、これとても左翼化 したマスコミの報道では陛下に対する不遜な表現をしたり、侵略や軍国主義と決め付けるでっちあげ放送の後に何気なく陛下のご真影を放映したり、映像 技術の心理学的な技法まで駆使して、反日的策謀をしつこく続けているからには、安心できません。
法務省も同じで特にイデオオギーを持った法務大臣(千葉景子)の下ではこれをいいことに外国人を国政に参与させる方向で策謀を続けているかもしれません。
一阿は84歳になるまで無性に国家を信じ、政府を信じ官僚の偉い人達を信じてきました。 日本国は戦争に負けたけれども、何時の日か昔の国家の栄光を取り戻せると信じ込もうと努力し、夢見てきました。しかし民主党が選挙に圧勝し天下を取るに及 んで、今までの希望がはかない夢であった事が現実のものとなり、確信に変わりました。
今日は天長節です。早速玄関に国旗を翩翻と掲げました。とても強い風が吹いています。
陛下(昭和天皇)と申し上げると、習志野の平原に颯爽と名馬「白雪」にお乗りになり、馬上から陸軍大演習を査閲しておられるお姿と、戦後寒村の隅々まで行幸情けを垂れ賜うお姿がダブります。陛下の為ならと言う気持ちは今も変わりません。今日 は天長節です。珍しく咲いた一輪の牡丹の上で日の丸の国旗が翻ります。
(「天長節」 了)
2010年04月30日
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