【政治と軍隊】一阿の言の葉 第26話

軍隊という言葉ですべての軍をバッサリと切ってはいけません。
軍の中には我々の兄や父や叔父や従兄弟が日本の国を命がけで護る為に戦っておられたのです。

今の識者や評論家の論調を聞くと軍隊という別の組織があって日本人とは違う別の人間が集まっていたかの錯覚に囚われます。

言葉は言霊(ことだま)とも言います。
軍という言葉を間違った宣伝や悪意に満ちた教育で汚してはなりません。

国家を存立させる為には政治と共に軍がどうしても必要なのです。
この二輪がないと国家は正しく走りません。
ふらふらとよろけます。今の日本の現状です。

タシ算ヒキ算でゆきましょう。
日本の国に立派な精神(武士道或は教育勅語)と防衛戦力を持った軍隊を築き上げ、その上で平和を叫びましょう。

平和なんていうものは、戦いに勝った国が言ってこそ迫力があるもので、負けた国が平和平和と声高に叫ぶのは、正になんとかの遠吠え以外の何物でもありません。

日教組が65年間軍隊は悪で、侵略の根源で国を滅ぼしたと教え続けました。そうではないのです。

タシ算ヒキ算で悪かったところは直し、良いところは伸ばして、どうしてもこの日本の国に立派な海軍と陸軍と空軍が必要なのです。或はそれに代わる力が。国民を護る為に。

あんなに軍隊嫌いであった吉田茂でさえ自分の文章の最後に臣茂と書いたのです。
それは彼が軍隊のあった日本に生を受け明治維新以来の教育を受けたお陰です。
国体をしっかり把握していたのです。

今の政治家に「臣」と書ける人が居るでしょうか。
自民党の中でさえ数えるほどしか居ないかもしれません。
早くこの国を心から愛する人が政治家になって、
「臣」と書いて欲しいものです。

2010年01月16日

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