【軍隊に対する考え】一阿の言の葉 第25話

軍隊に対する考えもタシ算ヒキ算で行きたいものです。
ところがどうでしょう今軍隊というと市民と称する人達は身震いするほど嫌います。

それは日本と戦ったかっての敵国が日本の軍隊を恐れ、の悪い部分を針小棒大に吹聴したからです。

悪いところは直し良いところは伸ばせば良いではありませんか。

前にも申した通り私は海軍の幼稚園生でしたが二年近く訓練をうけましたので、海軍のことは少し知っています。

ところで同じ海軍でもその中に条約派と艦隊派の二派がありました。

これは色々の本に詳しく出て来ますが、条約派というのは国際感覚を持った人達が国際条約をよく守って、諸外国と協調して国を護るべきだという人達で米内光政 山本五十六 井上成美 山梨勝之進といった人達です。

艦隊派というのは日本の国を護るにはもっと艦隊が要ると考え戦力の増強を唱えた人達で東郷平八郎 嶋田繁太郎 及川古志郎等で伏見宮殿下を担ぎました。

結局海軍の良心ともいえる条約派は時の流れともいえる陸軍の一部や政府の親独派やマスコミや右翼によって圧倒されてゆきます。

今でも私は海軍の良心は日本の良心であったと考えています。

(続く)

2010年01月15日

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