【山本五十六②】一阿の言の葉 第15話

山本五十六は右翼や特高に生命を狙われます。
そこで米内さんは山本さんをそっと彼らの手の届かぬ連合艦隊へ転出させるのです。

真珠湾を攻めたのは間違いであったとか、山本長官が「二三年は暴れて見せます。」と言ったのはけしからん。ハッキリ断れば良かった。と無責任な論をなす評論家や政治家がいます。

あなた達はその時代生きていたのか。
日本国中の旧制中学には陸軍現役の配属将校が配置され全国にヒットラ-ユ-ゲントブームに沸き国民殆どがNHKや朝日新聞のお陰で反米反米と叫んでいる時に「No」ということは国に銃を向けるに等しい。
国民に銃口を向けるに等しい。
卑しくも軍隊である海軍にあの時「No」と言わなかったと、よくもまあ言えたものだと思う。

海軍は講釈師集団でもなく評論家集団でもない。
負けることを承知で戦いに臨まねばならない山本五十六の苦しみが無責任な今の評論家特にNHKの左翼の番組編成者にわかるのか。

或いは半藤一利なる売文の徒に・・・。
だらだら南方の石油資源を確保しながら戦争を続けていたら、国内はジリ貧になることは目に見えている。
真珠湾を攻撃し良き時機を捕らえて和平交渉に持ち込む。
戦勝に沸きかえっているときの山本長官の苦虫を噛み潰したような
表情を見てください。

(続く)

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