「国家ということ2」一阿の言の葉 第78話

三月の上旬、ファーブルの昆虫記にでているミクロガステルという小さな虫のことをかきました。キャベツの青虫の天敵です。この虫は青虫の体内に寄生しその血液を吸って成長します。一気に吸うと青虫が死んでしまうので、チビチビ吸って青虫の生命が果てるころ、その身体を食い破って出てきます。

我が祖国を侵略国家に仕立て上げたかっての敵、米・中は我が国に流れていた美しい血脈をチビチビ吸って いったのです。日本人の歴史・誇り・武士道・万世一系の皇統に対する忠誠心。先祖以来脈々と続いて来た家族の交わり・こう言ったものは一気には壊せません。

先ず手につけたものは教育制度そして言葉(国語審議会)、爾来65年「朝日に匂う山桜花」の色が褪せるころを見計らって、夫婦別姓を言い始め外国人参政権を推し進め、似非人権法案を上程しようとしているのです。国家権力を握ってしまった異形の日本人を使って。

三月の下旬てふてふのことで小林秀雄と江藤淳の対談の言葉を挙げました。「現代人は意識できることだけに頼り過ぎる。意識できない記憶の大切さを忘れてしまっている。」 表面の意識は、理解に繋がります。意識の底の領域は記憶と納得に繋が ります。

今裏で進んでいるのは、国会図書館に関する法律です。膨大な国会図書館の資料を駆使して過去の我が国の侵略行為を洗い出し、朝鮮や支那の所謂歴史認識に近づけようとする動きです。小林秀雄の想像と言う精神の作業は真の日本人の場合を言うのであって、反日嫌日の左翼知識人には当てはまりません。後世の人達にとって醜悪な歴史作業になる惧れがあります。

東大の中にある歴史編纂所も然りです。国会図書館  NHK 朝日新聞は進歩的といわれる知識人、左翼の人達が多いとされています。小林秀雄が「かしこい人達」といって軽蔑した軽はずみを戒めたいものです。


(続く)

2010年05月08日

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