「敗戦後のこころ」一阿の言の葉 第74話

私は右でもなく左でもなく日本人です。一人でも多くの方に読んで頂ければ幸いです。
日本の国が戦いに敗れたときに一阿が先ず考えたことは自分は何の為に生まれ何の為に死ねば良いかと言う事でした。83歳のこの歳になってもその答えはわかりません。唯わかったことは、この世には一つの思想を頂点にしたヒエラルキー(三角形)が多すぎるということです。キリスト、釈迦、マホメット、孔 子、老子、荘子、孟子、パタンジャリー・・・・小さくは 自民党、民主党、新日鉄から中小企業まですべてのヒエラルキーで人間は苦労しています。親しい友人は60年前、一阿に ホ セオス アガペ エスティン  (神は 愛 なり)を告げました。これが私の旅のはじまりでした。そして遂にこの問題は決してわからないということが分かりました。分かったらその人が宇 宙を創ったことになります。そんな事はありません。どんな崇高な人が立派な事を述べてもそのことが絶対の正しさをもっているかというとそうではありません。

でも一阿は美しいことがすきで す。そしてこの国が好きです。美しいこの国が好きです。一人や二人の権力者が我が物顔にこの国を汚そうとしていることは、決して許せません。この国もこの 国に住んでいる美しい生命も醜い権力者に汚されてはなりません。何かを殺さなければ生きてゆけない原罪を持って生まれた人間は生まれながらにして悲しい宿命を持っていますが、それでも悠々と生きてゆく力が沸いて来るのは神の恩恵です。神と呼んでよいのか宇宙霊と呼ぶのかビッグバンを起こした根源なのかは知 りません。その神を一阿は信じています。戦いは神が原始の世から人間に与えた宿命です。戦いは絶えないでしょう。だから国は守らなければなりません。生命を懸けて静かに優しく決然と。 

 2010年05月01日

   
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