◇潮 匡人さん
鳩山政権はインド洋での海上自衛隊の給油活動を終了させると言う暴挙に出た。
朝鮮半島で 米韓の作戦計画が発動された時、日本のできる事は非戦闘地域で米軍に給油活動をするくらいだ。
政権は変わったが国家の基本問題は何も変わっていない。
無自覚の度合いは更に深くなっている。
陸上自衛隊の連隊長が同盟関係は外交や政治の美辞麗句だけで成り立つものではない。と言う話の中で「信頼してくれ」と言う言葉だけで出来上がるものはないと付け加えたことが問題視され処分が下された。
自衛隊の中には容認できないと言う怨嗟の声が渦巻いている。
政権交代してもメリットは無くデメリットだけが残っている。
しかもそのデメリットは給油問題にしても、普天間の問題にしても取り返しのつかない問題を残している。
これはあの村山首相の後世に残る汚点より更にひどいものになりつつある。
国家存亡の淵に追い込まれるのだから。
◇大岩雄次郎さん
外交、安保でつぶれるのが先か、経済でつぶれるのが先か。
私は「経済は既に死んだ」と考える。
経済の先行きはこれまで以上に不透明になっていると考える。
東西の冷戦終結で経済は地球規模で熾烈になる。
鳩山政権には危機克服への自覚さえない政府が方向を示さない限り経済は右往左往する。
◇遠藤浩一さん
民主党はビジョンを示すことは出来ない。
何故なら民主党は過去20年間失敗を重ねてきた自民党のクローン政党だから。
しかも悪いところだけを引き継いだクローンなのだ。
鳩山首相は衆院本会議で
「小沢氏は自分は潔白である。したがって戦うと言われました。」
この敬語の使い方はおかしい。これは議員内閣制では有り得ない。
国家の上に党があるのは中国 北朝鮮 旧ソ連 ナチスドイツ 全てイデオロ ギーを持った全体主義国家だ。
何年かするとあの時から妙な政党が全体主義化を進めたと、気づく時が来るかも知れない。
日本はどうも与党の幹事長が支配して いるらしい。
20世紀の全体主義はみんな民主主義を看板にした。
かの幹事長も捜査を受けた翌日「民主主義の危機である」とのたもうた。
全体主義の特徴は自己のイデオロギーを全て是とする法律を
着々と進めることだ。
そして法の名の下に統制を進めることだ。
日本解体3法案と言われる「夫婦別姓法案」「人権侵害救済法案」
「外国人地方参政権法案」は全体主義の定石通りに着々と進んでいる。
その意味で7月の参議院選はとても重大な意味を持つ。
その意味でどうしても民主党への集中を食い止めなければならない。
そのために当面保守票を分散させなければならない。
7月までが日本の将来を決める決定的に重大な時期になる。
保守が民主党から政権を取り戻した時、日本はボロボロになっていると考えたが、
7月を失敗したら日本は滅亡するかも知れないのだ。
(続く)
2010年03月12日
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