「国基研シンポジュウム」は去る2/25に次の六名のパネリストによって催されました。
会場で簡単に筆記しただけですので、意を尽くせませんが、ご覧ください。
聴衆は熱気に溢れ、終了後は懇親会に入りましたが。
パネリストと親しく話が出来お互い憂国のこころを語り合いました。
パネリスト
桜井よしこ・ベトナム生まれ。ハワイ大学歴史学部卒業。
クリスチャンサイエンスモニター紙東京支局勤務。
NTVニュースキャスターを経て、現在フリージャーナリストとして活躍。
潮 匡人・S35年 青森県生まれ。早大法学部卒同大学博士前期課程修了。
元3等空佐。防衛庁広報誌編集長等を経て帝京大学準教授
大岩雄次郎・S23年東京生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科
博士課程単位取得満期退学。
現在東京国際大学経済学部教授。経済研究フォーラム常務理事。
日本経済政策学界理事。公共選択学会理事。
田久保忠衛・S8年千葉県生まれ。31年早大法学部卒。
時事通信社入社。ハンブルグ特派員。那覇支局長。
ワシントン支局長。外信部長。
米国ウッドロー ウイルソン国際学術研究所客員研究員。編集局次長。
杏林大学社会科学部長。同大学客員教授。法学博士。
遠藤浩一・S33年石川県金沢市生まれ。駒澤大学法学部政治学科卒。
民社党月刊誌編集部長、広報部長 拓殖大学日本文化研究所教授を経て 現在 評論家。
西岡 力 ・S31年東京生まれ。筑波大学地域研究科終了。
韓国延世大学留学、外務省専門調査委員etcを経て東京基督教大学教授。
拉致被害者救済全国協議会会長代行。
国家基本問題研究所企画委員兼評議委員。
シンポジュームは議長の桜井よしこ氏がメインテーマを述べ、氏の指名によりそれぞれの、専門パネリストが意見を開陳するという構成で進められた。
「桜井よしこ」・・・ひところ中国の原潜が日本近海をうろつき話題になったり、日本と中国の東支那海における色々の問題、で日本周辺が騒がしかったが、今や日本海 東支那海 太平洋はケリがついて問題は既にインド洋に移ってしまったのである。
中国の艦艇は既にホルムズ海峡の港に寄航しているし、世界の主要国とのインド洋の覇権争いに入っている。
石油問題や領土問題でアメリカの顔色を見ながら、アメリカが知らんふりをすれば、強引に出ればいいのだから東支那海の問題は解決したと彼等は読んでいる。
太平洋の問題も同様の手順なのである。
それほどの差が軍事力ではつきつつある。
中国軍事力を過去10年間毎年二桁以上の増強を続け、日本は毎年縮小してきた。中国はもう二隻の空母を持っている。
ホルムズ海峡の重要性は言うを俟たない。
日本も中国も資源を輸入しようとすればここを通らなければならない。
中国の進出を最も警戒してきたのはインドであり、インド海軍である。
だから本来このインド洋に中国をのさばらせない為には、インド海軍とアメリカ海軍と日本海上自衛隊がしっかり手を組んで綿密な作戦行動行を行う必要があった。
然るに、民主党、鳩山、小沢のご両人は何を思ったかこのインド洋から、日本の海上自衛隊の艦艇を引き上げてしまったのでる。
これらの政策の裏の指導者は寺島某と言われてる。
寺島は明らかに時代に逆行して、この国を60年安保の前に持ってゆこうとしている。
日本には今まで、国難が間々あった。白村江の戦い。元寇。日清日露の戦い。
全てその後ろには中国があった。
韓国のごときも、日韓の歴史100周年を論ずるに当たって、前半の35年のみに眼をやって戦後の65年に思いを致すことをしない。
友愛友愛と言っているうちに国は溶解してしまうであろう。
(続く)
2010年03月11日
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