【国基研レポート 1】一阿の言の葉 第54話

先日「産経抄」にキャベツの青虫の話が出ていました。
全く同感で、心を打ちましたので、かい摘んでお話しします。

キャベツの青虫に、とてもやっかいな天敵がいます。
ミクロガステルと言ふ、3ミリ程度の虫です。
その幼虫は青虫の体内に寄生しその血液を吸って成長します。
それも一気に吸うと青虫が死んでしまうので、チビチビ吸って青虫の生命が果てる頃、その身体を食い破って出てくるというのです。

産経抄によれば、これは宮本輝さんの話で、子供の頃お父さんから「おまえは日本人骨抜き計画がある事を知っているか」と聞かれ、知らないと答へると、
それなら「ファーブルの昆虫記を読んだか」と言って教へられたのが青虫の話だったそうです。

一阿がクドクドと言って来たのは、正にそのことだったのです。
日本を侵略国家に仕立て上げた、かっての敵国(米・英・ソ・中・etc)はこの国に流れていた美しい血脈をチビチビと吸っていったのです。
日本人の歴史、誇り、武士道、万世一系の皇統に対する忠誠心、先祖以来脈々と続いてきた家族の交わり、目に見えない世界を大切にする心。

こう言ったものは一気には壊せません。先ず手につけたのは、教育制度でした。
そして言葉。家族制度。爾来65年「朝日に匂う山桜花」の色が褪せる頃を見計らって、夫婦別姓を言い始め、外国人参政権を推し進め、似非人権法案を上程しやうとしているのです。
しかも国家権力を握ってしまった異形の日本人を使って。

先日友人に誘はれて、ホテルニューオータニで催された、国家基本問題研究会のシンポジウムへ行ってきました。
パネリストは桜井よしこ 潮匡人 大岩雄次郎 田久保忠衛 遠藤浩一 西岡 力 の諸氏でした。
金美麗さんが激励の言葉を述べられました。

この会はとてもすっきりしていて、一党一派に偏さず、良いものは良い悪いものは悪いで頭が整理できましたので、聞いてきたことを簡単にお知らせします。


(続く)

*2010年03月09日

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