「・・・すべてが取舵一杯とばかり左に左に流れていって、日本人でありながら祖国を、自らの父祖を悪しざまに罵り、歴史を現在の価値観で断罪し、外国に謝罪することが良心的なんだという。
日頃言論の自由を振りかざす連中が、正論を述べた幕僚長の言論を封じ、社会的に抹殺しようとする。それもこれも、敗戦のなせるわざか、はたまたイデオロギーの怖さかと以前は考えておりました。
しかし近頃ではこう思います。すなわちこれは、敗戦後遺症やイデオロギーなどではなく病理に違いないと。あと十年、二十年後には医学が進んで恐らくこの病が解明されるだろう。
普通の健康な人間ならば自分の生まれ育ったこの国が好きだし、その古い歴史や文化を誇らしく思うものだが、自分の国が憎くて憎くて仕方がない。天皇を恨み歴史を呪い、文化を蔑み同胞を嘲笑う。
自国を貶しめるためには歴史の捏造をも敢えてする。
これが病理でなくてなんでしょう。医学の発展を願わずにはおれません。・・・」
私は彼に、「貴方は本当に佳いお家に生まれたのですね。」と言ひました。然し彼は否定するのです。
「先輩そうではないのですよ。私の父は寧ろリベラル派で日本の非を云々していました。
私はそれが本当かどうか自分で確かめたのです。
そして父の言ふことは正しくないと悟り、改めて国学院大学に入り直して神道の道を進んでいるのです。」
ヨーソロで会った時彼は29才でした。この立派な宮司さんは今もまだ40代です。
84才の爺さんは頭が下がります。
この日本の国は、まだまだ大丈夫だ。と、心からそう思ひます。
いかに薄汚い権力金銭亡者や、たちの悪い外国のスパイどもが
跋扈しようとも・・・です。
2010年02月27日
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