一阿がずーっと前に書いた講座派(共産党)の山田盛太郎が日本の産業を分析して二重構造となずけ今では、世の中に定着してしまいましたが、この考え方が、先に書いた近代資本主義の萌芽期にプロテスタンティズムの精神を持った立派な労働者を単に賃金のみを求める人と解釈した精神の貧しい知識層を代表した考えです。
戦後マッカーサーが採った政策によって日本独自の資本主義の肝心の武士道の部分を抉り去って、凋落しつつある西欧の資本主義を注入し、責任の無い自由、道徳の無い人権、それに付け加えて中国は抑留した陸軍の兵士に徹底的な共産主義教育を施し復員後は、日教組の基盤としました。
立派な保守の書物は東大の左翼の教授達の助言で進駐軍が焚書の刑に処してしまいました。
そして武士道を根幹とした日本の美しい資本主義は焚書とともに消え去りました。
今我々が読もうとしても、この世には存在しないのです。
一阿は83歳(現在97歳)になりますが、戦後起こったことは、そして言われていることは、先ず眉に唾 を付けて聞きます。それほど戦前の日本と今は違っているのです。
それほどの環境の中でこの日本を心から愛し国を憂える若い方々を見ると涙が出ます。
資本主義をしのぐ思想はまだ生まれていません。
(続く)
2010年02月03日
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