何故軍隊特に海軍のことを何度も何度も書くかと言うと、あらゆる国家は政治と軍の二輪で走っているからです。そして私は海軍のことしか知らないからです。
経験しない事を書くと作り事になる恐れがあります。
二輪で走っている車が一輪外されると、左へ左へと旋回します。国家は左傾します。
戦前日本は軍と政治の二輪で走っていました。
ところが軍の車が大きくなり、右へ右へと廻り始めバランスを崩してしまいました。
崩すだけでなく敗戦という国難を齎しました。
戦後は戦勝国の圧倒的な権力と言論の暴力もあって、
軍は極悪非道とされ侵略の名のもとに破壊されました。
かっての敵国と、市民と称する日本住民が力を合わせて大きな反軍思想を展開しました。
はたしてこれで良いのでしょうか。答えはNoです。
歴史はタシ算とヒキ算です。決してカケ算とワリ算ではありません。
ところがこのワリ算とカケ算をした国があります。
フランスとロシアです。フランス革命とロシア革命です。
ご存知ののようにジャコバン党が猛威を振るいルイ16世とマリー・アントワネットをギロチンにかけ、首を刎ねてしまいます。正にチェンジです。
ロシアも然りです。
これはマルクス・エンゲルスの思想によるカケ算・ワリ算でした。
その為億に近い人の生命が奪われました。
左翼・左翼とよく言いますが、これはフランス革命後の最初の国民会議で、革命の首謀者であったジャコバン党や無政府主義者が左に席を占めた事に由来しています。
(続く)
2010年01月13日
一阿のYouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/@ichia369/videos