【日本の国の良心】一阿の言の葉 第17話

かつての日本の国の良心であり、国民にも信頼の厚い海軍を徹底的に叩き破壊することは左翼にとってもNHKにとってもどこかの国にとっても、有利である事に間違いはない。

陸軍は徹底的にマッカーサーがつぶした。
残っているのは海軍だ。
これもそろそろ破壊する時機だ。

私が特に腹に据えかねるのは、本当に海軍を知っている方々が世を去るのを待っていたかのように、海軍の生活を一日でも経験したことの無い人間が、人づてか物の本で上澄みを舐めてあたかも海軍の長老であるかのごとき態度で、先輩の決死の御努力と悲しみを切り売りして生きていることである。

米内さんは29期、山本五十六提督は32期、井上成美大将は37期、戦艦大和と共に静かに護国の神と化された伊藤整一中将は39期。勝海舟や榎本武揚から40年も経っていない。我々はその米内さんから、もう46年も経っている。

海軍の幼稚園でえらそうに海軍を語る資格はない。
然し16才から18才にかけての2年間の江田島の経験がこの83年(現在97年)の人生を支配してきたことだけは確かである。

江田島についてはまたの機会にします。


(続く)

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