陸軍が推した三国同盟(日独伊)に徹底的に反対し、
米英と戦ってはならないと最後まで抵抗したのです。
山本五十六司令長官はアメリカを熟知しその生産力の強大さも知り抜いていましたので、戦ったら勝てないことを知り抜いていました。
彼の作戦は米内光政大将を、伏見宮軍令部総長の後に据えることでした。
然しこの作戦は敢無く潰えました。
陸軍や政府の三国同盟賛成派さらにNHKや朝日新聞の無責任なマスコミそして今と同じようにマスコミによって毒された大多数の国民の威勢の良い声で対米戦争へと流れこんで行くのです。
それは一阿が中学一年から五年の間ですからハッキリこの身で感じています。
山本五十六海軍次官の名はよく知っていましたが、或る日の朝刊で連合艦隊司令長官に転出とあったので、すごいなあ!と子供心に喜んだものです。
然し今から聞くとそうではなかったのです。
米英と仲良くし三国同盟に反対の海軍特に山本、米内、井上は陸軍や右翼や政府の親独派の人達には目の上の瘤でどうしても取り除かねば成りません。
(続く)
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