【白い雲】一阿の言の葉 第10話

白い雲は大和の心ひいては大和魂・武士道を措いてほかにはありません。

小林秀雄はこの年 の12月に深い悲しみの心を湛えて「モオッアルト」を出版してをります。
日本の現代知性の結晶といはれる小林秀雄が何故最後にヴァレリーではなくて、本居 宣長であったのか、伊東静雄の詩がよく現しています。

爾来日本は食べることに狂奔します。

先日砂防会館で外国人参政権等日本解体諸法案反対集会がありましたとき平沼さんが「自民党はわが国を破壊するかも知れぬ左翼勢力に対して自由党と民主党が合併して出来たが、そのとき心掛けたことが2つあっ た。
1つは国体の護持。
2つは国民生活の向上と安定であった。
しかし1の国体の護持は等閑にした。大きな誤りであった。」と言われた。

気がつかぬ政治家の中では良しとするも、余りに遅すぎる。そしてのんきすぎる。

(続く)

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